ケン・グリフィーJr.
SEA(1989-1999)-CIN(2000-2008)-CWS(2008)-SEA(2009-2010)
通算成績 2671試合 .284 2781安打 630本塁打 1836打点 184盗塁 fWAR77.7
獲得タイトル:MVP1回、本塁打王4回、打点王1回、シルバースラッガー賞7回、ゴールドグラブ賞10回
2005年 128試合 .301 148安打 35本塁打 92打点 fWAR2.9
The Kid
2016年に当時歴代最高の得票率99.3%で殿堂入りを果たしたスーパースター。
マリナーズ時代は10年連続ゴールドグラブ賞に輝き、バッティングでは毎年のように40本塁打を記録。
当時はステロイド使用者が溢れかえる中、薬物問題とは無縁。ナチュラルなフィジカルで1997年・98年と2シーズン連続で50本塁打を記録し、97年にはMVPに選ばれている。
2000年からは父、ケン・グリフィーシニアがプレーしていたレッズに加入。マリナーズ時代の輝かしい活躍とは打って変わり、レッズ時代は故障が相次ぎ、9年間で規定打席に到達できたのは4回だけ。
足を痛めた影響で自慢の守備もぐだぐだになり、DRSではマイナス10近くを度々計上。
それでも2005年には3割・30本塁打を成し遂げるなど随所で全盛期の輝きを取り戻していた。
査定に関して
プルヒッター
グリフィーJr.といえば広角打法というイメージが強いが、2005年はライト方向への本塁打が目立った。
初球◯
今回のこだわりポイント。2005年のグリフィーJr.の初球打率は.325。
ここまでは初球◯をつけるに全く値しないが、グリフィーJr.のカウント別打率を見ていくと
・1ボール・0ストライク:.482
・2ボール・0ストライク:.400
・3ボール・0ストライク:1.000
とボールが先行するたびに打撃成績が向上!
初球◯の効果はファーストストライクをとられるまで持続するので、今回は初球◯を採用することに。
関連選手:
全盛期のグリフィーJr.