ミゲル・テハダ
OAK(1997-2003)-BAL(2005-2007)-HOU(2008-2009)-BAL(2010)-SD(2010)-SF(2011)-KC(2013)
通算成績 2171試合 .285 2407安打 307本塁打 1302打点 85盗塁 fWAR39.7
獲得タイトル:MVP1回、打点王1回、シルバースラッガー賞2回
2004年 162試合 .311 203安打 34本塁打 150打点 4盗塁 fWAR6.0
疑惑のショート
マネーボール全盛期のアスレティックスにおける「打」の要。
ショートでありながら30本塁打を狙えるパワーと3割近いアベレージを残せるバットコントロールを持ち合わせ、2002年には打率.308・34本塁打の好成績でMVPのタイトルを獲得。
2003年オフに6年7200万ドルの大型契約でオリオールズに移籍。
オリオールズ時代もチームの主軸として活躍し、2004年にはリーグ最多の150打点を挙げている。
この頃までは将来の殿堂入りも確実と言われていたが、2009年に過去に否定していたヒト成長ホルモンの使用を認め、評価は一転。
2013年には再びのドーピングが発覚し、105試合の出場停止処分に。薬物依存は深刻なものであり、球界最高のショートという名声は消え失せてしまった。
また、中南米の選手あるあるだが、年齢も誤魔化していたようで2歳もサバを読んでいたとか。
査定に関して
併殺
テハダはゲッツーがキャリアを通して異常に多く、通算で277併殺。
今回作成した2004年はリーグ最多の24併殺に倒れ、ここから6年連続で20併殺打以上を記録。2008年には32併殺とMLBでも滅多に見ない30の大台を超えてしまった。