ランス・バークマン
HOU(1999-2010)-NYY(2010)-STL(2011-2012)-TEX(2013)
通算成績 1879試合 .293 366本塁打 1234打点 86盗塁 fWAR55.9
獲得タイトル:打点王1回
2006年 152試合 .312 169安打 45本塁打 136打点 3盗塁 fWAR6.1
Big Puma
スイッチヒッターとしては、ミッキー・マントル以来のシーズン40本塁打を2度記録したスラッガー。
ファーストがメインポジションであるが、メジャーデビュー当初はファーストに殿堂入り野手ジェフ・バグウェルがいたため外野手としてプレーする機会が多かった。
全力プレーを心がけるも不慣れなポジションということもあり、のたのたしている印象がぬぐえずメディアからは「ファット・エルビス(太ったエルビス・プレスリー)」と不名誉なあだ名をつけられた。
バークマン本人はそのあだ名にご不満で「俺はファット・エルビスではなく、ビッグ・プーマだ!」と宣言し、バークマンの活躍とともに「ビッグ・プーマ」のあだ名が浸透していった。
強打のスイッチヒッターとして知られているが、右打席と左打席では打撃成績に大きく波があり、左打席は通算打率.304・316本塁打とアベレージとパワーを両立していたが、右打席は打率.260・50本塁打とスケールダウン。
ぶっちゃけ左打ちに専念した方がいいのではという声も上がるレベルだった。
全盛期がちょうどプホルスと同じタイミングだったことから、シルバースラッガー賞には最後まで縁がなかったが、アストロズの球団記録となる136打点を記録するなど、アストロズファンにとってはレジェンドと呼ばれるような選手であった。
関連選手:2000年代を代表する強打のスイッチヒッター
カルロス・ベルトラン
マーク・テシェイラ