Nishiのパワプロ2022MLB査定ブログ

パワプロ2022で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2023 パブロ・サンドバル 2009年 パワナンバー

パブロ・サンドバル

SF(2008-2014)-BOS(2015-2017)-SF(2017-2020)-ATL(2020-2021)

 

通算成績 1380試合 .278 1279安打 153本塁打 639打点 12盗塁 fWAR18.8

獲得タイトル:特になし

 

2009年 153試合 .330 189安打 25本塁打 90打点 5盗塁 fWAR5.2

 

カンフー・パンダ

ずんぐりとした体型から「カンフー・パンダ」の愛称で親しまれた両打サード。

 

ストライクゾーンから離れたボールも弾き飛ばせる柔軟なバッティングが武器で、レギュラー1年目となる2009年にはリーグ2位の打率.330を記録。

 

バッティングのピークは2009年が頂点で、それ以降は2割台後半、15本塁打前後の中距離ヒッターに落ち着いてしまったが、サードのレギュラーとしてジャイアンツの3度の世界一に大きく貢献。

 

特に2012年のワールドシリーズで3打席連続本塁打を放ち、ワールドシリーズMVPに輝くなど、大舞台に非常に強く、サンフランシスコ・ジャイアンツのファンの中では今でも圧倒的な人気を誇っている。

 

レッドソックスに移籍して以降は故障や不調に苦しみ、契約3年目にはDFAに。ジャイアンツに復帰した2019年には打率.268・14本塁打・OPS.820とプチ復活を果たしている。

 

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査定に関して

キャッチャーF

2009年はキャッチャーとしても3試合に出場。

 

対変化球◯

サンドバルは低めの変化球に非常に強く、対Breaking打率は.318。Offspeedに至っては.418とハイアベレージを残している。

 

投手能力あり

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サンドバルは2018年、2019年とモップアップとして2度登板しており、防御率は0.00。最速87マイルの直球と70マイルのカーブを組み合わせ、テンポよくアウトを稼いでいたのが印象的だった*1

*1:なお、再現年度は投げていないので、オマケみたいなものです

パワプロ2023 ミゲル・カブレラ 2006年 パワナンバー

ミゲル・カブレラ

FLA(2003-2007)-DET(2008-2023)

 

通算成績 2797試合 .306 3174安打 511本塁打 1881打点 40盗塁 fWAR68.7

獲得タイトル:MVP2回、首位打者4回、本塁打王2回、打点王2回、シルバースラッガー賞7回、ハンク・アーロン賞2回

 

2006年 158試合 .339 195安打 26本塁打 114打点 9盗塁 fWAR6.3

 

ミギー

ベネズエラ出身選手としては歴代最多となる3174安打を放った元・現役最強打者。

 

ミゲル・カブレラといえば三冠王を成し遂げたデトロイト・タイガースのイメージが強いが、メジャーデビューはフロリダ・マーリンズ。

 

マーリンズ時代はルーキーイヤーに打率.268・12本塁打と頭角を表すと、2年目には打率.294・33本塁打を記録し、レギュラーに完全定着。

ここから11年連続で30本塁打・100打点オーバーと一気に現役最強打者の地位に駆け上がった。

 

2016年までは毎年のように3割・30本塁打・100打点に近い成績を叩き出し、2023年までの8年2億4800万ドルの契約を満了する頃には通算3500安打・600本塁打のマイルストーンにすら余裕で到達すると言われていたが…。

 

2017年以降は度重なる故障に苦しみ、自慢のパワーもスケールダウン。

晩年には二桁本塁打も打てなくなり、現役最強と謳われたバッティングは見る影も無くなってしまった。

 

とはいえ、通算で3000本安打・500本塁打・1500打点のマイルストーンはクリアしており、ステロイドといった薬物とは無縁だったことは素晴らしく、有資格1年目の2029年に殿堂入りすることが確実視されている。

 

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関連選手

タイガース時代のミギー

tigpawapro.hatenablog.com

パワプロ2023 ザック・コザート 2017年 パワナンバー

ザック・コザート

CIN(2011-2017)-LAA(2018-2019)

 

通算成績 839試合 .247 764安打 87本塁打 305打点 21盗塁 fWAR10.3

獲得タイトル:特になし

 

2017年 122試合 .297 130安打 24本塁打 63打点 3盗塁 fWAR4.2

 

レンドーンを呼びし者

通算DRSプラス47と安定した守備力を誇るレッズのショート。

 

2016年までは毎年、打率.250・15本塁打前後とバッティング面は並レベルだったが、2017年に突如パワー開眼。

キャリアハイとなる24本塁打を放ち、オールスターにも選出された。

 

オフにはショートの目玉としてFA史上に踊り出るも、どういう訳か絶対的ショートシモンズを擁するエンゼルスが3年総額3800万ドルで獲得。

 

エンゼルスとしてはサードにコンバートすることで守備負担が減った分、打力がアップすることに期待していたようだが、蓋を開けてみると故障のオンパレードで出場できたのはわずか2年で96試合。

 

コザートの不調もあって空席になったサードのポジションを埋めるべく、エンゼルスが獲得したのがかの不良債権のレンドーン。ある意味でエンゼルスにレンドーンを呼び寄せたのはコザートであると言っても過言ではない。

 

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査定に関して

粘り打ち

フルカウントの場面での打率は.353、OPSは1.215。

 

内野安打◯

スプリントスピードは平均以下だが、2007年は内野安打を15回記録。

 

対ストレート◯

速球に非常に強く、2017年の対フォーシームのRun Valueはプラス18。

24本塁打中20本が速球を捉えたものであり、速球系に対する打率も.328と優秀だった。

パワプロ2023 ジャック・ウィルソン 2004年 パワナンバー

ジャック・ウィルソン

PIT(2001-2009)-SEA(2009-2011)-ATL(2011-2012)

 

通算成績 1370試合 .265 1294安打 61本塁打 426打点 43盗塁 fWAR12.5

獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、フィールディング・バイブル・アワード1回

 

2004年 157試合 .308 201安打 11本塁打 59打点 8盗塁 fWAR4.3

 

Mr.守備職人

アンドレルトン・シモンズに匹敵する鮮やかなショート守備を誇る知る人ぞ知る名ショート。

 

ショート守備で積み上げた通算DRSプラス118は、アンドレルトン・シモンズ*1、アダム・エベレット*2に次ぐ歴代3位の数字。

 

シーズンDRSでも、2005年にこれまたシモンズ*3、エベレット*4に次ぐ歴代3位となるプラス32を記録している。

 

ディフェンス面は抜きん出ているが、キャリアを通してゴールドグラブ賞の獲得はなし。

 

その理由としては、ウィルソンがプレーしていた2000年台前半はデレク・ジーターがゴールドグラブ賞に輝くことから分かるように守備指標が記者の間に浸透しておらず、ド派手なプレーをする選手に投票が集中してしまったため*5

 

基本的に守備型のショートでバッティングでの貢献度はイマイチ。例外は2004年でこの年は開幕からヒットを量産し、201安打を記録。果敢な走塁でリーグ最多の12三塁打と打撃面での貢献も大きく、オフにはシルバースラッガー賞にも輝いている。

 

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Nishiのひとりごと

ウィルソンのショート守備はマジで上手い!ハイライトを貼ったので気になる方はチェックしてクレメンス。

www.google.com

 

関連選手

守備力は歴代No.1 アンドレルトン・シモンズ

tigpawapro.hatenablog.com

*1:通算DRSプラス201

*2:通算DRSプラス119

*3:2017年シーズンDRSプラス41

*4:2006年シーズンDRSプラス34

*5:ウィルソンがプレーしていたナ・リーグではオマー・ビスケルやジミー・ロリンズがそれに該当する

パワプロ2023 マーク・レイノルズ 2009年 パワナンバー

マーク・レイノルズ

ARI(2007-2010)-BAL(2011-2012)-CLE(2013)-NYY(2013)-MIL(2014)-STL(2015)-COL(2016-2017)-WSH(2018)-COL(2019)

 

通算成績 1688試合 .236 1283安打 298本塁打 871打点 64盗塁 fWAR10.9

獲得タイトル:特になし

 

2009年 155試合 .260 150安打 44本塁打 102打点 24盗塁 fWAR3.3

 

三振王レイノルズ

2009年にMLBシーズン記録となる223三振を記録した*1伝説のブンブン丸。

 

どんなボールでも全力で振りに行くスタイルで長打も多く、2009年にはダイヤモンドバックスでプレーした選手としては2人目*2となるシーズン40本塁打の大台を突破。

 

だが、パワーと引き換えに三振がやたらと多く、2008年から4シーズン連続でナ・リーグの三振王と不名誉な記録も樹立している。

 

ポジションはサードだが、エラーが多くレギュラーに定着した2008年にはサードとしては両リーグ最多の34失策、2009年もリーグ最多となる24失策。

 

守備面での改善が見られなかったこともあり、2013年以降は主にファーストやDHとして起用されることが増えていった。

 

2011年以降は自慢の長打力をかき消してしまうほどの低打率に悩まされ、チームを転々。

 

それでも2016年からプレーしたロッキーズではクアーズフィールドの恩恵もあり、プチ復活。2016年にはキャリアハイのアベレージ.282を記録し、翌年には6シーズンぶりのシーズン30本塁打を放っている。

 

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査定に関して

扇風機

レイノルズにつけずして誰につけるというくらいピッタリな赤特。

2009年は155試合中、128試合で三振を記録しており、1試合で3三振以上を記録した試合はのべ26試合にも上った。

 

エラー

そらそうよ

*1:2012年にアダム・ダンが史上2位となる222三振を記録。実は三振記録更新もありえたが、監督の温情?により222三振をしたタイミングで残り試合を欠場させられている

*2:1人目はルイス・ゴンザレス

パワプロ2023 ミゲル・テハダ 2004年 パワナンバー

ミゲル・テハダ

OAK(1997-2003)-BAL(2005-2007)-HOU(2008-2009)-BAL(2010)-SD(2010)-SF(2011)-KC(2013)

 

通算成績 2171試合 .285 2407安打 307本塁打 1302打点 85盗塁 fWAR39.7

獲得タイトル:MVP1回、打点王1回、シルバースラッガー賞2回

 

2004年 162試合 .311 203安打 34本塁打 150打点 4盗塁 fWAR6.0

 

疑惑のショート

マネーボール全盛期のアスレティックスにおける「打」の要。

 

ショートでありながら30本塁打を狙えるパワーと3割近いアベレージを残せるバットコントロールを持ち合わせ、2002年には打率.308・34本塁打の好成績でMVPのタイトルを獲得。

 

2003年オフに6年7200万ドルの大型契約でオリオールズに移籍。

オリオールズ時代もチームの主軸として活躍し、2004年にはリーグ最多の150打点を挙げている。

 

この頃までは将来の殿堂入りも確実と言われていたが、2009年に過去に否定していたヒト成長ホルモンの使用を認め、評価は一転。

 

2013年には再びのドーピングが発覚し、105試合の出場停止処分に。薬物依存は深刻なものであり、球界最高のショートという名声は消え失せてしまった。

 

また、中南米の選手あるあるだが、年齢も誤魔化していたようで2歳もサバを読んでいたとか。

 

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査定に関して

併殺

テハダはゲッツーがキャリアを通して異常に多く、通算で277併殺。

今回作成した2004年はリーグ最多の24併殺に倒れ、ここから6年連続で20併殺打以上を記録。2008年には32併殺とMLBでも滅多に見ない30の大台を超えてしまった。

パワプロ2023 ボビー・ウィットJr. 2023年 パワナンバー

ボビー・ウィットJr.

KC(2023-)

 

通算成績 308試合 .265 327安打 50本塁打 176打点 79盗塁 fWAR8.2

獲得タイトル:特になし

 

2023年 158試合 .276 177安打 30本塁打 96打点 49盗塁 fWAR5.9

 

球界屈指のスピードスター

メジャー1年目の2023年に20-30*1を達成し、トッププロスペクトとしてのポテンシャルを存分に見せつけたスピードスター。

 

ルーキーイヤーは打撃はメジャーでも通用することを証明したが、守備面では全ての指標が大幅なマイナス。シーズン途中にサードにコンバートされるなどショート守備失格の烙印を押されかけてしまった。

 

2年目となる2024年は走攻守全てがワンランクグレードアップ。

バッティングでは30本塁打とパンチ力を発揮。走塁面では11三塁打、49盗塁を記録し、30-50*2にあと1盗塁のところまで迫る大活躍。

 

苦手としていたショート守備では、オフの猛特訓が身を結び、

・DRS:マイナス18→マイナス6

・OAA:マイナス11→プラス14

・UZR:マイナス6.5→0.2

とあらゆる守備指標が大幅に改善。特にOAAは上位2%と屈指の数字を記録している。

 

ショートとして十分やっていけることを証明したこともあり、2024年開幕前にはスモールマーケットのロイヤルズとしては異例かつ球団史上最高額となる11年2億8870万ドル*3で契約延長を結んでいる。

 

2024年は開幕からロケットスタートを切り、4月6日時点で打率.375、リーグトップのfWAR0.9を叩き出している。

 

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査定に関して

走力S

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スプリントスピードは現役ではトップのスピード。

 

プルヒッター

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ホームランは全てレフト方向に集中。基本的に長打を狙う時はプルヒッティング。

 

固め打ち

2023年は1試合4安打を4回達成。

 

対変化球◯

2023年はOffspeedに対して打率.363とハイアベレージをマーク。

Run Valueでもチェンジアップに対してプラス11、カットボールはプラス7と優秀な数字を残している。

 

満塁男・サヨナラ男

2023年7月28日に逆転サヨナラ満塁本塁打を記録。

 

Nishiのこぼれ話

父親のボビー・ウィットはレンジャーズやアスレティックスの先発ローテーションの一角として通算142勝を挙げている。

また、西武ライオンズでプレーしたザック・ニールは義理の兄に当たるとか。

 

Nishiのひとりごと

2023年にディフェンス面で大きな成長を見せたウィットJr.。年齢も23歳と若く、今後10年くらいはア・リーグのショートといえばウィットJr.と呼ばれる時代が続く可能性大!

*1:20本塁打-30盗塁

*2:30本塁打-50盗塁

*3:オプションを全て満たせば最大で14年3億7700万ドル

パワプロ2023 フアン・ソト 2023年 パワナンバー

フアン・ソト

WSH(2018-2022)-SD(2022-2023)-NYY(2024-)

 

通算成績 779試合 .284 768安打 160本塁打 483打点 50盗塁 fWAR28.3

獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞4回

 

2023年 162試合 .275 156安打 35本塁打 109打点 12盗塁 fWAR6.1

 

選球眼は現役トップクラス

キャリアを通してシーズン100四球オーバーを4回も達成とズバ抜けた選球眼を誇る強打者。

 

今回作成した2023年もリーグトップの132四球を選び、出塁率は.410。

バッティングではキャリアハイとなる35本塁打を記録し、チームの主砲として存在感をはなった。

 

ソトはどんな局面でもボールをじっくり見るタイプだが、2023年は痺れを切らしたパドレスファンや一部メディアから「消極的過ぎる」と非難を浴びてしまっていた。

 

オフには契約延長が絶望的だったこともあり、マイケル・キング、カイル・ヒガシオカ、ランディ・バスケス、ジョニー・ブリトーとのトレードでヤンキースに加入。

 

ヤンキーススタジアムはやや左打者有利と言われており、今シーズンは更なる成績向上が見込まれる。

 

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査定に関して

対変化球◯

2023年は対スライダーのRun Valueがプラス12、対チェンジアップもプラス8、対カッターもプラス6と今まで苦戦していた変化球に対するアプローチが劇的に改善。

 

関連選手

キャリアハイのfWAR6.8を記録した2021年バージョン

tigpawapro.hatenablog.com

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