マグリオ・オルドニェス
CWS(1997-2004)-DET(2005-2011)
通算成績 1848試合 .309 2156安打 294本塁打 1236打点 94盗塁 fWAR36.7
獲得タイトル:首位打者1回、シルバースラッガー賞3回
2007年 157試合 .363 216安打 28本塁打 139打点 4盗塁 fWAR8.0
イチローと首位打者争いを繰り広げた巧打者
パーマをかけ損なった大阪のおばちゃんのようなロングヘアがトレードマークの巧打者。
通算打率.309という数字が示すようにアベレージを残す能力に長け、2007年には打率.363と驚異的な数字で首位打者のタイトルを獲得。
同年はイチローと9月下旬まで抜きつ抜かれつの首位打者争いを繰り広げ、最終的にイチローに一分差をつけて勝利した。敗れたイチローが外野で悔し涙を流したのは記憶に新しい。
当初、イチローの涙は自分の不甲斐なさから来るものと考えられていたが、翌年2008年にホセ・カンセコがオルドニェスがドーピングしていたことを糾弾すると見方が一変。
ドーピングを許容するMLB機構と、ドーピングしてまで成績を残したいとオルドニェスへの怒りと失望から来るものであったのではと噂されている*1。
現役引退後は政治家へ転身。2013年にはフアン・アントニオ・ソティージョ市の市長選に出馬し、見事当選している。
*1:真相は不明