アレクセイ・ラミレス
CWS(2008-2015)-SD(2016)-TB(2016)
通算成績 1371試合 .270 1387安打 115本塁打 590打点 143盗塁 fWAR17.9
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回
2008年 136試合 .290 139安打 21本塁打 77打点 13盗塁 fWAR1.0
キューバン・ミサイル
キャノンアームとスピードが武器のキューバ🇨🇺からやって来たショートストッパー。
キューバの国内リーグでは本塁打王のタイトルを獲得するなど、本来はパワーもアピールポイント。
ルーキーイヤーの2008年には21本塁打を放ち、年間30発を狙える内野手になるかと期待されたが、本塁打数はルーキーイヤーがピーク。
2008年はオーランド・カブレラがショートに君臨していたため、慣れないセンターやセカンドでの起用がメイン。
セカンドの守備指標こそDRSマイナス6、UZRマイナス6.6とイマイチだったが、時折見せるファインプレーとキャノンアームが評価され、2009年以降はショートのレギュラーとしてプレー。
当時はまだUZRやDRSの概念が記者に浸透しておらず、守備タイトルには縁がなかったが、2010年にはDRSプラス20とハイレベルな数字を叩き出している。
ホワイトソックスはアレクセイ・ラミレスの成功で、キューバリーグ出身の亡命選手を積極的に獲得するようになり、ホセ・アブレイユやルイス・ロベルトJr.などチームの柱となる選手が次々と誕生している。
査定に関して
チャンスB
得点圏打率は.380、OPSも1.009とチャンスにはめっぽう強い。
悪球打ち
典型的なフリースインガーで、どんなボールでも当てにいくスタイルが持ち味。三振は61と非常に少ない一方で、選んだフォアボールもわずか18。出塁率も.317とイマイチな数字にとどまっている。
Nishiのひとりごと
こだわりポイントはパワターを「やせ」に設定しているところ。
アレクセイ・ラミレスは身長188センチに対し、体重81キロとメジャーリーガーにしてはスラッとしており、ユニフォームもダボついていた。
関連選手:ホワイトソックスでプレーしたキューバ出身選手
ホセ・アブレイユ
ヨアン・モンカダ
ルイス・ロベルトJr.