Nishiのパワプロ2022MLB査定ブログ

パワプロ2022で作ったMLB選手を公開していきます。

パワプロ2023 ライアン・ブラウン 2011年 パワナンバー

ライアン・ブラウン

MIL(2007-2020)

 

通算成績 1727試合 .298 1933安打 344本塁打 1128打点 215盗塁 fWAR43.6

獲得タイトル:MVP1回、新人王1回、本塁打王1回、シルバースラッガー賞5回

 

2011年 150試合 .332 187安打 33本塁打 111打点 33盗塁 fWAR7.1

 

地に堕ちた英雄

2011年から2012年にかけて、2年連続でトリプルスリーを成し遂げたブルワーズのスーパースター。

 

ここまでは、このままキャリアを重ねられれば殿堂入り確実とまで言われていたが、2013年1月にバイオジェネシス・スキャンダルで、ドーピングの事実が発覚。

 

タチが悪いのはブラウンは2011年のドーピング調査で陽性になるも、管理体制に不備があるという本人の主張で有耶無耶にしており、ここでドーピングを止めるチャンスがあったのに懲りずに使い続けていたこと。

 

バイオジェネシス・スキャンダルを受け、2013年シーズンに65試合の出場停止処分になるも、ファンや2011年のMVP争いでブラウンに敗れたケンプの怒りは冷めやらず、ブラウンが築きあげた信頼と実績は地に堕ちてしまった。

 

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Nishiのこぼれ話

最近メジャーに関心をもった方にとっては馴染みが薄いであろう「バイオジェネシス・スキャンダル」。

 

この事件は自分がちょうどメジャーを本格的に見始めた頃にリークされ、アレックス・ロドリゲス、ライアン・ブラウンと錚々たるメンバーの名がリストに入っており、かなり衝撃的でした。

 

ちなみに、このバイオジェネシス・スキャンダルとはHGHなどいわゆるドーピング剤を提供していた闇医者組織バイオジェネシス・クリニック社の顧客の1人が地元新聞社に禁止薬物の顧客リストをリークしたことで発覚。

 

結果的にメジャーリーガー、マイナーリーガー十数名のドーピング使用が立証され、MLBでの薬物汚染が依然深刻であることが浮き彫りになった。

 

このスキャンダルで薬物使用が明らかになった主な選手としては

アレックス・ロドリゲス

ライアン・ブラウン

ネルソン・クルーズ

エバース・カブレラ

メルキー・カブレラ

ヤズマニ・グランダル

バートロ・コローン

ジョニー・ペラルタ

がおり、メルキー・カブレラは発覚後首位打者のタイトルを辞退、アレックス・ロドリゲスに至っては高校時代からステロイド漬けであったことが分かるなど球界に与えたインパクトは大きかった。

 

メディアによってはナショナルズのエース、ジオ・ゴンザレスもリストに入っていることもあるが、彼に関しては父親がダイエットのために使用していただけであり、潔白であったことが分かっている。

 

MLBのドーピング問題については、ボンズ、ジアンビ兄弟、シェフィールドらが告発されたバルコ・スキャンダルも有名。

こちらに関しては現在Netflixで「Untold:衝撃のドーピング・スキャンダル」で詳しく解説されており、Netflix加入者は是非見て欲しい良作である。

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