ショーン・グリーン
TOR(1993-1999)－LAD(2000-2004)－ARI(2005-2006)－NYM(2006-2007)
通算成績 1951試合 .283 2003安打 328本塁打 1070打点 162盗塁 fWAR29.9
獲得タイトル：シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞1回
2001年 161試合 .297 184安打 49本塁打 125打点 20盗塁 fWAR6.7
試合＜ユダヤ教の戒律
5ツールそろった2000年代前半を代表するスラッガー。
敬虔なユダヤ教徒でも知られ、9月末から10月半ばの「ヨム・キプル」と呼ばれるユダヤ教徒の一切の労働を禁止する期間は試合を欠場することも。
メジャーリーガーにはゴールドシュミットらユダヤ系アメリカ人は多くプレーしているが、ゴールドシュミットを含めその多くがキリスト教徒。ユダヤ系かつユダヤ教をしっかり信仰しているグリーンはユダヤ系のファンから絶大な人気を誇っていた*1。
2001年には49本塁打を放つも、ステロイド全盛時代だったため打撃タイトルとは縁がなかった。その後、ボンズやソーサらこの時期に活躍した多くのスラッガーに使用疑惑がかかったが、グリーンは一度も疑われることもなく、「クリーン」なスラッガーということで再評価の機運が高まっている。
今回はキャリアハイの成績を残した2001年を作成したが、ハイライトは2002年5月23日のブルワーズ戦。同試合は6打数6安打、うち4本塁打、19塁打と大暴れ。1試合4本塁打・19塁打はMLB記録と大快挙を成し遂げた。
のちに現中日のディカーソンが19塁打に並んでいるが、この記録は当分更新されることはなさそうだ。
関連選手：1試合19塁打
アレックス・ディカーソン
*1:この段落だけでユダヤというワードを4回も使うという…
