ルイス・ゴンザレス
HOU(1990-1995)-CHC(1995-1996)-HOU(1997)-DET(1998)-ARI(1999-2006)-LAD(2007)-FLA(2008)
通算成績 2591試合 .283 2591安打 354本塁打 1439打点 128盗塁 fWAR55.2
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回
2001年 162試合 .325 198安打 57本塁打 142打点 1盗塁 fWAR8.9
GONZO
球団設立からわずか4年で世界一を果たしたダイヤモンドバックス。その世界一「打」の立役者となったのが今回作成したルイス・ゴンザレスだ。
アストロズでプレーしていた頃はシーズン10〜15本前後の中距離ヒッターだったが、タイガースに移籍した1998年から23→26→31本と毎年本塁打数が増加。
2001年は4月にリーグ最多記録となる13本塁打を放つロケットスタートを決め、その後も勢いが落ちることなく本塁打を量産。最終的に57本塁打を放ち、チームのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
57本塁打となれば通常のシーズンならホームランキングのタイトルを余裕で獲得していたところだが、同年はMLB記録となる73本塁打を放ったボンズに、64本塁打を放ったソーサと上には上がいたため、タイトル獲得には至らず。
2001年にパワーヒッターとして完全開花したと思われたが、翌年以降は1990年代の水準に後戻り。引退までの7シーズンで30本塁打を超えることはなく、2001年の活躍はステロイドのおかげなのでは囁かれている。
ダイヤモンドバックスファンの中では、「投」のランディ・ジョンソン、「打」のルイス・ゴンザレスと熱烈な人気を誇り、2010年には背番号20がチームの永久欠番に指定されている。
査定に関して
走塁B
足はそこまで速くないが、2001年はスリーベースヒットを7回も記録。
マルチ弾
シーズンでマルチ本塁打を8回記録。6月8日のロイヤルズ戦では1試合3本塁打と放っている。
サヨナラ男
ワールドシリーズ第7戦でヤンキースの絶対的クローザー、マリアーノ・リベラから逆転サヨナラヒット。この一打でゴンザレスはダイヤモンドバックスの英雄になった。
選球眼
2001年は100四球を選び、出塁率は.425と素晴らしい数字を残している。
関連選手:ダイヤモンドバックス世界一メンバー
ランディ・ジョンソン
カート・シリング