クリス・デービス
TEX(2008-2011)-BAL(2011-2021)
通算成績 1417試合 .233 1160安打 295本塁打 780打点 19盗塁 fWAR11.8
獲得タイトル:最多本塁打2回、打点王1回、シルバースラッガー賞1回
2013年 160試合 .286 167安打 53本塁打 138打点 4盗塁 fWAR7.1
クラッシュ
MLB長期契約列伝 第8弾
契約チーム BAL
契約期間 2016〜2022
契約総額 7年1億6600万ドル(年平均2371万ドル)
fWAR マイナス2.6
契約レビュー 大失敗
2013年に53本塁打をマークした球界屈指のスラッガー。
低打率と三振の多さ、ポジションはファーストオンリーと不安要素が数々あるにも関わらず、7年1億6600万ドルで契約を延長。
これがMLB史に残る最悪の契約になってしまうとは、当時のオリオールズフロントは微塵も思っていなかった。
契約1年目の2016年こそは36本塁打とパワーを発揮したが、2017年からはバットにボールが当たらない状況に。
特に2018年はMLBシーズン打率ワースト記録となる打率.168と地獄のような成績に沈んでしまった。
同シーズンには、エレベータに閉じ込められる事故に巻き込まれたが、ファンから「出てくるな」と大バッシングを浴びせかけられるシーンも。
本人もどうして良いのかわからなくなり、涙が止まらなくなったと話すなど、長期契約がチームもデービス自身も苦しめる、誰も幸せにならない結果になってしまった。
査定に関して
ミートE
2013年は打率.286と通常の査定であれば余裕でDに載せるところだが、翌年の打率*1や2018年にMLB歴代ワースト打率を記録していることを考慮し、あえてEに。
というか、ペナントで3割近くを記録するデービスなんて要らないでしょ(暴論)。
Nishiのひとりごと
デービスがプレーしていた2010年代後半は綴りは違うが同名の「クリス・デービス」がアスレティックスに在籍。
当初は、アスレティックスのデービスが「クリス・デービス(偽)」などと言われていたが、いつの間にか、立場が逆転し、末期はオリオールズのデービスが「デービス(偽)」などと某掲示板で罵られていたのは、よく覚えています…。
*1:.196