トッド・ヘルトン
COL(1997-2013)
通算成績 2247試合 .316 2519安打 369本塁打 1406打点 37盗塁 fWAR54.9
獲得タイトル:首位打者1回、打点王1回、シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞3回
2000年 160試合 .372 216安打 42本塁打 147打点 5盗塁 fWAR8.3
殿堂入りを果たしたロッキーズのフランチャイズ
ロッキーズのフランチャイズプレイヤーとして数々の球団記録を樹立してきた“クアーズの英雄”。
1998年から2004年までの8年間は打率.315・20本塁打・OPS.910オーバーと手がつけられない強打者として君臨。
特にベストイヤーとなる2000年は9月まで打率.390近くをマークし、最終的には夢の4割にこそは届かなかったものの両リーグトップの打率.372で首位打者のタイトルに輝いている。
2005年以降は、パワーがめっきり落ちてしまい、15本塁打近辺を推移するようになってしまったが、バットコントロールは色褪せず38歳となる2011年も打率.302とハイアベレージを残している。
通算成績は間違いなく殿堂入りに値する素晴らしいものであったが、ヘルトンがプレーしていたロッキーズの本拠地クアーズフィールドが超・打高の球場であったため殿堂入り投票では得票が伸び悩び、有資格6年目となる2024年にようやく殿堂入りを果たしている。
ちなみにヘルトンの通算でのホーム・アウェイ別の成績を比較すると、
・ホーム:打率.345・OPS1.048
・アウェイ:打率.287・OPS.855
とクアーズの恩恵を大きく受けたことは間違いないが、敵地でもOPS.800越えとクリーンナップとしては合格点の成績をしっかり残しており、クアーズ専では決してなかったことがよく分かる。
査定に関して
クアーズ補正
本来であればミートS中盤、パワーSに乗せたいところでしたが、上記のようにクアーズを下山すると最強打者から強打者クラスにスケールダウンすることを考慮してミート・パワーはそれぞれマイナス5くらいで設定。
とはいえ、オーペナでは打率.350・40本塁打を悠に超えてくれるはず。