チェイス・アトリー
PHI(2003-2015)-LAD(2015-2018)
通算成績 1937試合 .275 1885安打 259本塁打 1025打点 154盗塁 fWAR61.6
獲得タイトル:シルバースラッガー賞4回
2008年 159試合 .292 177安打 33本塁打 104打点 14盗塁 fWAR8.2
シルバー・フォックス
2000年代後半のフィリーズ黄金時代を支えた名セカンド。
走攻守全てにおいてハイクオリティで、高いキャプテンシーも持ち合わせるなど非の打ち所がないスタープレイヤーで、将来の殿堂入りも確実視されていたが…。
30歳を過ぎてから故障がちになり、通算成績も思ったほど伸びず、2018年をもって現役引退。
殿堂入り出来るかどうかはグレーゾーンであり、2000安打を達成出来なかったのはかなりマイナスに響きそう。
とはいえ、2000年代後半においてはア・リーグのカノーに並ぶ球界を代表するセカンドであったことは間違いない。
査定に関して
プレッシャーラン
アトリーといえば全力プレー。
セーフになるためには危険なスライディングも辞さず、2015年のポストシーズンに行った併殺崩しではメッツのルーベン・テハダを病院送りにしている。
後にMLBではセカンドへの併殺崩しを禁止する新ルールが制定され、通称「チェイス・アトリールール」と呼ばれている。