エリック・ホズマー
KC(2011-2017)-SD(2018-2022)-BOS(2022)-CHC(2023)
通算成績 1658試合 .277 1731安打 196本塁打 879打点 76盗塁 fWAR9.7
獲得タイトル:シルバースラッガー賞1回、ゴールドグラブ賞4回
2017年 162試合 .318 192安打 25本塁打 94打点 6盗塁 fWAR3.8
ロイヤルズ世界一の立役者
広角打ちが持ち味の中距離砲。
ロイヤルズ時代は毎年20本塁打、3割近いアベレージを残せる強打者で、チームのワールドシリーズ制覇にも大きく貢献。
キャリアハイの成績を残した2017年オフにパドレスと8年1億4400万ドルの超大型契約を締結。
当時から出し過ぎではとの声もあったが、よもやここまで悲惨な契約になるとは誰も予想していなかった。
パドレスに移籍してからは時代に逆行するかのようにゴロを量産し、短縮シーズンの2020年を除く全てのシーズンでOPSは.800未満。
自慢の守備でもトンデモエラーを連発。
パドレス時代のfWARは0.3と契約には全く見合わない悲惨な数字に。
成績不振を受け、契約を3年残した2022年シーズン途中にフアン・ソトが絡む一連の大型トレードでレッドソックスに移籍。*1
新天地レッドソックスでも結果を残せず、2022年オフにDFA。
2023年はカブスと契約を結ぶも.234と振るわず、開幕から2ヶ月も経たずに再びDFAに。
契約は2年残っているので、パドレスは何もしていないホズマーに50億円超を支払う必要があり、不良債権としてパドレスに深い傷を残すことになった。
査定に関して
ラインドライブ
ゴロ率が高いホズマーにはピッタリの青特
Nishiのひとりごと
トレードによる積極補強やFAでの大型契約が裏目に出ることが多いパドレス。
ホズマー以外にもウィル・マイヤーズ、マット・ケンプ、ジェームズ・シールズ、メルビン・アップトンJr.、タティスJr.と枚挙にいとまがない。
2023年もボガーツ、マチャド、ダルビッシュと立て続けに長期契約を連発。
パドレスの負のジンクスを破ることができるのか。今シーズンは彼らの活躍ぶりにも注目だ。
*1:まず、ソトとのトレードでナショナルズ移籍が決まるも、ホズマーが拒否権を発動。一悶着あった末、同日レッドソックスにトレード。