Nishiのパワプロ2022MLB査定ブログ

パワプロ2022で作ったMLB選手を公開していきます。

2021シーズン順位予想−ア・リーグ西地区編

今回はア・リーグ西地区編

 

1位 アスレティックス

チーム状況:勝利優先

選手層:C

先発:B

リリーフ:A

打撃陣:C

アスレチックス球団史上稀に見ぬほどの充実した戦力で挑んだ昨シーズンは、地区優勝&リーグ2位の勝率6割とアストロズ王朝の牙城を崩すことに成功した。最もポストシーズンではアストロズに敗れリーグチャンピオンシップには出られなかったのだが…ひとまず忘却の彼方に置いておこう。オフにはセミエン、ラステラ、ヘンドリクス、ソリア、グロスマンらここ数年の躍進の中核となった選手が退団したものの、ライバルのアストロズも主力を失ったので相対的なダメージは少ないか。また、ヘンドリクスの穴はローゼンタールでしっかりとカバーしており、打撃陣もモアランド、アンドリュース、ラウリーら頼れるベテランを格安で補強。一方で昨シーズンチーム打率リーグ14位に沈んだ打撃陣はマットコンビ、ロレアーノらの復調にかかっており、彼らの打棒次第では投手陣を見殺しにしかねない。先発に関してはルザード、パック、ジェフリーズの若手プロスペクトにバシット、マナイア、ファイヤーズらベテランが脇を固める強力な布陣。同地区のライバル球団の先発陣が整っていないだけに差をつけられる武器になること間違いなし。

チーム財政的に今シーズンがポストシーズンを狙えるラストシーズンになり得る。夏のトレードデッドラインまででリーグ優勝が狙えない位置にいた場合売り手に回って再建の道を選ぶだろう。

 

キープレイヤー

ヘスス・ルザード

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ついにヴェールを脱いだトッププロスペクト。防御率こそは振るわなかったが、その素質は十分に見せられた。今シーズンは未来のエースに向けての第一歩となるシーズンなだけに最低でも規定到達を果たしたい。

 

AJ・パック

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ランディ・ジョンソンを彷彿とさせる恵まれた体躯から放たれる豪速球をメジャーでも見られるか。本来は先発タイプだがチーム事情もあり今シーズンはリリーフとして起用されるとの噂も。

 

 

 

2位 アストロズ

チーム状況:勝利優先

選手層:D

先発:C

リリーフ:C

打撃陣:B

サイン盗みの大バッシングの中で迎えた2020年シーズンは勝率5割をきる苦しいシーズンとなった。案の定?スプリンガーを除く打撃陣は不振に陥り、2年契約を交わしたエースバーランダーはトミージョンといいことなしだったが、ポストシーズンでは元王者の意地を見せる猛攻でワーリドシリーズ出場まであと一歩のところまで迫った。オフにはコア4の1人スプリンガーがFAでブルージェイズに移籍し大幅な戦力ダウン。空席となったセンターを埋めるべくブラッドリーの補強に乗り出すと思いきや、スルーするなど勝負モードから一歩引いた感は明らか。

昨シーズンはバルデス、ハビアーの奮闘でバーランダーの不在をカバーしたが、スプリングトレーニングでバルデスが骨折しシーズンが危ぶまれ、追い討ちをかけるようにプロスペクトのウィットリーガ肘を痛めるなど、いきなりピンチに。急遽FAになっていたオドリッジを補強したが、昨シーズンは不振でエースの器ではない。コア4の退団、エースの不在などここ数年続いたアストロズ王朝崩壊はもう目前。とはいえ、アスレチックス一強な西地区という恵まれた環境もあり、今シーズンはまだまだポストシーズンを狙える位置。アストロズ王朝最後の輝きを放つのか、それともなすすべもなく崩壊してしまうのか、興味深いシーズンである。

 

キープレイヤー

ホセ・アルトゥーべ

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サイン盗み&ブザー疑惑のプレッシャーからか大不振に。ポストシーズンでは本来のバッティングを取り戻したが、守備では送球エラーを連発しイップス疑惑をかけられた。今シーズン復活できるかどうかで今後の評価も変わってくるだけに結果を残したい。

 

ザック・グレインキー

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球界屈指の変人。昨シーズンは球種予告や超スローボールで場を沸かせた。今シーズン達成したいマイルストーンはそれぞれあと一歩のとこまで迫ってきた10本塁打・10盗塁とのこと。達成できるかはさておきピッチングとは関係のない記録にこだわるところは変人だからだろうか。ちなみにあと311奪三振で3000奪三振マイルストーンに到達。今シーズンでどこまで三振を稼げるかにも注目したい。

 

 

 

3位 エンゼルス

チーム状況:勝利優先

選手層:D

先発:D

リリーフ:D

打撃陣:B

エンゼルスのチグハグ補強は2020年オフも健在。ベテランやロートルの寄せ集め先発陣をどうにかすべくバウアーに全プッシュすべきであったが、獲得してきたのはキンタナ、カッブとまたもやとうの昔に全盛期を終えたロートル。多くのファンが「違う、そうじゃない」とため息をついたことだろう。打撃陣はトラウトを筆頭にレンドーン、アップトンと強打者を連ねており、そこに復調した大谷、プロスペクトのアデルが加われば他球団の脅威になるだろう。10年契約の最終年をようやく迎えたプホルスは今シーズン限りでの引退を示唆しており(というか相当活躍しなければどこも契約してくれないだろう)本人のやる気は十分。本人はレギュラーでプレーする気らしいがファーストはウォルシュに、DHは大谷に奪われており代打やプラトーン起用が中心になるだろう。殿堂入り確定の強打者プホルスのラストシーズンを優勝の美で飾りたいところだが現状の戦力では少々難しそうだ。

 

キープレイヤー

大谷翔平

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スプリングトレーニングでは投打ともに好調。二刀流としてメジャーの歴史をまた一つ塗り替えられるか。

 

ジョー・アデル

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チーム期待のプロスペクト。満を辞してメジャーデビューした昨シーズンはメジャーワーストのWARを記録。守備ではホームランアシストと散々だった。とはいえまだ21歳と若いので今シーズンさらなる成長をとげメジャー定着する可能性も十分。新人王候補にも上げたいところだが、登録日数の関係で資格は喪失している。

 

 

 

4位 マリナーズ

チーム状況:再建

選手層:C

先発:D

リリーフ:F

打撃陣:D

再建2年目となる昨シーズンはマリナーズファンにとっては希望の見えるシーズンだっただろう。期待のトッププロスペクトのルイスはメジャーでも期待通りのバッティングで長打を連発し、新人王に輝いた。それ以外にもクロフォードやホワイト、フランスら将来のチームの核となるべくして獲得した若手野手も成績はともかくレギュラー定着を果たした。今シーズンも再建路線は継続とのことでトランメル、ケレニックらプロスペクト軍団が続々メジャーデビューする予定。今シーズンで彼らのメジャー定着が果たされれば2021年以降は勝負をかけられるようになるはずだ。

投手陣も野手同様期待のプロスペクトが控えており、昨シーズンにブレイクしたシェフィールドを筆頭にダン、ギルバートと将来の先発ローテーションを担う人材が育ってきている。一方で昨シーズン荒れに荒れたブルペン陣はさほど改善されず先発の頑張りをぶち壊しかねない。

 

キープレイヤー

菊池雄星

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昨シーズンは防御率5.17に対してFIPは3.30と大きな差があり、今シーズンは年俸に応える活躍ができるのではと期待大。直球はメジャーでも屈指のスピードを誇っており、一気に化ける可能性も。

 

カイル・ルイス

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ケン・グリフィーJr.2世と評価されるマリナーズの顔候補。今シーズンの活躍次第ではタティスに次ぐMLBの顔になれるかも。

 

 

 

5位 レンジャーズ

チーム状況:バランス(再建より)

選手層:E

先発:E

リリーフ:E

打撃陣:E

夢も希望もない、あるのはシーズン再開の絶望だけ。昨シーズンは新規球場もオープンし、クルーバーの獲得など気合は十分だったが…。せっかくの新球場はコロナで無観客となり、中立地としてワールドシリーズの舞台になったもののチームは最下位ではどうしようもない。オフにはクルーバー、アンドリュース、秋ら高額年俸のベテラン陣を一掃。心機一転若手中心のチームに生まれ変わったものの貧弱な打撃陣はさほど変わらず、リーグワーストクラスの投手陣には有原、フォルティネビッチが加入も元が弱すぎるのでは焼け石に水状態。チームとしては再建に取り掛かるべき状態だが、ダニエルズ編成総責任者の手腕は怪しいところがありどっちつかずな状態に陥りそう。

 

キープレイヤー

ジョーイ・ギャロ

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2019年にミート力をつけついにブンブン丸卒業かと期待されるも、ふたたび打率2割がやっとのブンブン丸に逆戻り。個人的には.200 40本塁打の方がロマンが感じられるのだが、ファンにとってみれば溜まったもんじゃないだろう。

 

有原航平

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NPBでの実績は2019年以外はパッとしないだけにメジャーでの活躍には不安が残る。第2の山口になる気しかしないが、150キロ後半の速球に鋭く落ちるスプリッターと持っているモノは良いので細かいコマンド面が修正(メジャーとマッチ)すれば先発ローテーション投手としての最低限の役割は果たせるかも。

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