Nishiのパワプロ2022MLB査定ブログ

パワプロ2022で作ったMLB選手を公開していきます。

MLB2021シーズン順位予想−ア・リーグ中地区編

毎年恒例の順位予想

今回はア・リーグ中地区編

 

1位 ホワイトソックス

チーム状況:勝利優先

選手層:B

先発:B

リリーフ;B

打撃陣:A

昨シーズン同様2020年オフも補強を敢行。地区優勝に向けての準備は整った。特に課題の先発にはワークホースのリンが加わったことでジオリト、カイケルの表ローテ三本柱が完成し、安定感はグッと増した。リリーフ陣はコローメが抜けた穴をすぐさまヘンドリックスで埋めており、いざとなったらオープナー戦術も使えそうだ。打撃陣は昨シーズンMVPのアブレイユを筆頭にパワーのある強打者が連なり、下位打線まで全く手の抜けない布陣が完成。ハーンGMが押し進めた再建計画も最終段階を迎え、かつてのフィリーズ王朝のような一時代を築くことも夢ではなくなった。唯一の懸念点は久々の現場復帰を果たした伝説の名将ラルーサ監督がここ最近のトレンドについてこれるかくらいか。

 

キープレイヤー

マイケル・コーペック

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最速105マイルの剛腕。昨シーズンは出場辞退ということもあり、ようやくトッププロスペクトとしての才能を拝めそうだ。金髪イケメンということもあり、活躍次第では日本でも人気を博しそうだ。今シーズンの新人王有力候補の1人なだけに彼のピッチングには注目したい。

 

ギャレット・クロシェット

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昨シーズン6月にドラフト指名されるとマイナーリーグが中止になったこともあり、マイナーでの登板ゼロでいきなりメジャーデビューを果たした。コーペック同様豪速球が持ち味でメジャーでも100マイル越えを連発。たった5登板であったものの速球の平均は100.1マイルを計測した。今シーズンはチームの方針でリリーフに専念とのことだが将来の先発転向も十分あり得る。

 

 

 

2位 ツインズ

チーム状況:勝利優先

選手層:C+

先発:B−

リリーフ:A

打撃陣:B

昨シーズンは2019年シーズンと打って変わって自慢のパワーがなりを潜め、代わりにリーグ3位の防御率を記録するなどすっかり「投」のチームに。今シーズンはドナルドソン、ガーバーの昨シーズン故障組が復帰、クルーズとの再契約と再び「打」のチームに変貌しそうだが、チームの打点王のロサリオを放出し、後任にはルーキーのキーリオフに任せるのはいささかリスクがありすぎるのでは。投手陣もマエケン、ベリオスの2枚は強力だが三番手以降はベテランハップ、出場禁止処分明けのピネダ、怪我オンパレードのシューメイカーと層の薄さは否めない。ホワイトソックスが再建を完成させた今シーズンは厳しい戦いを強いられそうだ。

 

キープレイヤー

バイロン・パクストン

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かつて球界1のトッププロスペクトと謳われた逸材もついにFAイヤーを迎えた。超絶スペ体質も相まって期待された圧倒的成績を残すことなくツインズを去ってしまうのか、はたまたトッププロスペクトの意地を見せるのか。活躍を期待したい。

 

ホセ・ベリオス

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2017年に14勝を挙げエース爆誕かと期待されるも、その後は足踏みが続く。今シーズンこそは殻を破れるか。

 

 

 

3位 インディアンズ

チーム状況:バランス(再建寄り)

選手層:D

先発:B

リリーフ:D

打撃陣:D

前々から懸念されていたリンドーア放出がついに現実に。スモールマーケットの球団だけあって放出は致し方ないがこれで2013年から続いたインディアンス王朝に終止符が打たれたのは疑いの余地もない。先発投手もクルーバー、バウアー、グレビンジャーに続いてカラスコも放出され2018年シーズンの200奪三振カルテットも解体。とはいえ昨シーズン投手三冠のビーバーをはじめ先発陣のコマは揃っておりシーズンでもそれなりに戦えそうなだけにチームも完全に再建に舵を切ったというわけではない。メッツから獲得したジメネスがリンドーアクラスに成長すれば数年のうちにワールドシリーズを目指せるチームに生まれ変わるがジメネスがいまいちだと暗黒時代が到来しかねない。

 

キープレイヤー

アンドレス・ジメネス

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守備面ではリンドーアと遜色ないが打撃面は…。リンドーアもメジャーデビュー前はディフェンス>オフェンスの評価だったので大化けも充分考えられる

 

トリスタン・マッケンジー

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ビーバー、プリーサックの影に隠れがちだが奪三振率11.34とスタッツは優秀。速球はそれほど速くないがコントロールに秀でた技巧派タイプで安定した活躍が見込めそうだ。

 

 

 

4位 ロイヤルズ

チーム状況:バランス

選手層:D

先発:C

リリーフ:B

打撃陣:D

多くの球団がタンキングによる再建を行う中、タンキングを是としないムーアGMの独自方針のもと2020年オフも積極的補強に動いた。スモールマーケットなだけに高額選手には手を出せなかったが、マイナー、サンタナ、デービスら実績のあるベテランを格安で調達。さらにトレードでも果敢に動きベニテンディ、テイラーを獲得。特にトレード獲得した2選手は足が使える選手で、ロイヤルズの機動力野球にさらなる拍車をかけるチームカラーにバッチリの補強である。投手陣もケラーがエース格に成長し、シンガー、カワーら将来が楽しみな選手が出てきており、インディアンス並みの投手王国を築ける可能性も出てきた。選手層的にはツインズやホワイトソックスには到底及ばないが機動力野球と投手陣が上手くハマれば勝率5割には乗れるのではないか。

 

キープレイヤー

アンドリュー・ベニテンディ

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2020年こそは絶不調であったが実績は充分。2017年には20−20を達成しており、チームに欠けている長打も補える貴重な存在だ。

 

ウェイド・デービス

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2015年世界一の立役者。速球は90マイル前半とかつての面影はほとんどないが、ここ数年のロイヤルズ再生工場の成果*1見ると復活に期待させられてしまう。

 

 

 

5位 タイガース

チーム方針:再建

選手層:D

先発:E

リリーフ:E

打撃陣:D

ここ数年間から取り組んできた再建も全く進んでおらず、完全に暗黒時代に入ってしまった。特に投手陣の層の薄さは深刻でイニングイーターもまともにこなせない選手ばかりで、オフの補強もウリーニャ、テヘランロートルの補強にとどまり昨年のMLBワーストの先発防御率6.37はさほど改善されなそうだ。また、トッププロスペクトと謳われたマイズが全く通用せずバッティングセンターとかしてしまったのも痛かった。

打撃陣もラモス、ヌネス、グロスマン、マザラらを補強したが正直なところ他球団から放出された選手ばかり。投手陣、打撃陣もともにリーグワーストなだけに100敗の可能性大。

 

キープレイヤー

ミゲル・カブレラ

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3000本安打と500本塁打マイルストーン到達が予想される。*2本人も今シーズンで達成させる気満々とのこと。

 

ウィリー・カストロ

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短縮シーズンであったものの打率.349は立派。セイバー的な観点からは運に味方されすぎな一面もあり、今シーズン数字が落ちることは間違いないがその下げ幅をどこまで小さくできるかで今後の扱いが変わりそうだ。

 

 

*1:投手再生工場といえば一昔前のパイレーツやレイズ、アストロズを思い浮かべる人も多いとだろう。しかし、ここ2年はロイヤルズ経由で不良債権やベテランが最後の輝きを見せるケースが多々あり、際たる例にはベイリー、ローゼンタール、ホランドが挙げられる

*2:残り134安打・13本塁打

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